Googleタグマネージャーで特定の広告リンクやボタンのクリック計測するメリット

今回はGoogleタグマネージャーで「特定のリンクのクリックを測定する方法」です。この方法は個人的にアフィリエイトを含むマーケティングの改善で非常によく使う方法であり、GTMを学ぶきっかけになったスキルです。

かなり汎用性の高いスキルなので、例えば、
特定の広告がクリックされたページや回数、時間などを測定する
なんてことも可能です。

特にアフィリエイトを取り組んでる人にとっては「成果が発生したページ」はASPの管理画面のリファラーから確認できても、その前段階の「広告がクリックされたページ」を確認する事は出来ないですよね。

この方法を使えばGoogleアナリティクスで、指定の広告がクリックされたページや回数、時間などをレポートで見る事が出来るので「自分が把握していないけどクリックの多い記事」を発見する事が出来ます。

以下は自分の稼ぎ頭のサイトの広告クリック数を、この方法でGTMで測定⇒Googleアナリティクスへレポートした結果です↓

メガサイトなので複数のASPの広告を掲載していますが、上記はその中でも1つのASPの案件のクリック数(送客数)だけに条件を絞った直近1ヵ月分クリック数の推移レポートを表示してみました。

ここまではASPの管理画面から調べる事が可能だと思いますが、重要なのがその下の「どのページから何クリックあったか」を把握できる点です。

GTMでアフィリエイトBのクリック数の3位以降のページが把握できた⇒改善順が明確に!

今回の場合上位2ページは成果発生に繋がっているのを元から把握できていましたが、3位以下のページは把握しておらず全くテコ入れしていないページだったので今後改善する事で成果発生に繋がりやすいページを知る事が出来ました。

見方を変えると、自分が把握していたアフィリエイトB案件のクリック数上位ページは上位2ページだけ=>全体のクリックの36%程度しか把握できていなかったと見る事もできます。残りの64%全てを改善するのは骨が折れるものの、3位以下から順番にテコ入れしていくことで効率的に成果発生の改善をする事が出来そうです。(もちろん案件とユーザーの距離感にもよりますが)

GTMクリック条件の指定も幅広く可能

上記は1ASPの全広告のクリック数を測定していますが、もちろん特定の案件だけといった指定もGTM上から設定可能です。

また広告ではなくページ内のボタンなどといった要素のクリック測定も同様に可能です。(自分も良く使っています)
またフォーム送信のクリックにも対応しているのでユーザーのアクションのほとんどの事が測定できるという汎用性の高いツールです。

【重要】ABテストの評価指標として活用できる

上記のようにクリックの多いページを特定して改善のプライオリティを決めるのにも役に立ちますが、個人的にこの方法が最も役に立つのはABテスト時だと思っています。

どのウェブ上のビジネスにも共通すると話だと思いますが、実際に収益を生み出すページはそんなに多くはありません。
自分の経験則にも近いですが、パレートの法則に従って8割の利益を生み出すページは上位2ページ程に集中している事が多いです。

経済において、全体の数値の大部分は、全体を構成するうちの一部の要素が生み出しているという理論。80:20の法則、ばらつきの法則とも呼ばれる。

パレートの法則 | Wikipedia

なので自分は上位20%に当たる稼ぎ頭のページをABテストで改善するPDCAサイクルを行いますが、この時の評価指標に前記の広告クリック数を使う事が出来ます。

ABテストの評価指標は条件によって様々で一概には決められませんが、アフィリエイトの場合には自分はクリック数を指標にする場合が多いです。

この辺は別ページで詳しく解説します。

【GTMの条件指定可能なクリック測定】実際の設定方法

実例としてアフィリエイトのプロバイダ最大手の「A8.net」さんのアフィリエイトリンクがクリックされたページをGoogleアナリティクスへレポートする方法を解説していきます。

具体的な方法は以下のページで解説しています↓

GTMで指定のリンクをクリック測定する方法【具体的な設定方法】

2017.10.17